同窓生・恩師の著書ご紹介

 

 

 

○井手正介さん(S13

  「ウォール街のランダム・ウォーカー」(翻訳)

本書の原書はプリンストン大学を代表する経済学者バートン‣マルキール教授のライフワーク「A Random Walk Down Wall Street」で、1972年に第1版が出版されて以来3~4年に一度改定され、今回のものは第12版です。初版以来アメリカを中心に質の高い株式投資の啓蒙書として幅広い読者層に読まれ、累計150万部を超えるロングセラーになっているものです。小生は第5版を翻訳して以来、その後の全ての版の翻訳を手掛け、日本経済新聞社から刊行してきました。わが国でも401Kプログラムやインデックスファンドの普及あるいは老後資金2000万円問題がクローズアップされるようになり、本書は質の高い啓蒙書にとどまらず優れた実践の手引書になりつつあると考えています。

「石の思い出」雑誌ミネラに連載

南山中学時代の恩師、理科を担任された名物石川忠義先生に関して「石の思い出」を雑誌ミネラに連載

「天職」としての物書き人生」

 

 

○菊地功さん(S29

「真の喜びに出会った人々」 オリエンス宗教研究所

2017年10月25日カトリック東京司教区大司教に任命された菊地功(S29)さんが『福音の喜び』に触発されて「新の喜び」に出会った人々11人を紹介しています。
神父になったらガーナへ行こうと決意した著者は、1986年春に名古屋で司祭叙階を受け、その夏ガーナへ向かいます。ガーナから始まる様々の出会いの中からの11人です。

 

 

○大石敏夫さん(S19

「機長㊙物語」文芸社 千代田林(大石敏夫)著

前職JALの経験をもとに書いた小説

「アメイジング・マナー」ギャラクシーブックス 大石敏夫著 現在弊社(株)

ミントスで教えているビジネスマナーの内容です。

 

 

ロコバント(成瀬)靖子さん(G9)

「夫はバイリンガル失語症:日本語教師が綴る闘病と回復の五年間」2013年 大修館書店 

2005年に脳梗塞の後遺症により失語症となった夫の闘病の記録である。夫はドイツ人で母語のドイツ語、英語、日本語を使いながら東京で暮らしている。私大の法学部教授としての職業言語は日本語である。一般的に失語症は母語の単一言語の回復を目指してリハビリが行われるが、夫の場合はまず「どの言語を回復させるか、全部か、或いは母語優先か?」が問題となった。そして職場復帰を望む夫の選んだのは「日本語」であった。東京に住むドイツ人が日本語の言語治療を受けたその言語回復の詳細なレポートである。

 

後藤神父さま

「今 ここに」2018年9月 3冊目のご著書

89歳の神父さまの足跡の集大成といえる1冊です。

「雑誌掲載記事」